手術後、
私は、何本かの管に繋がれていた。
①化膿止めの点滴管
②血液の塊(鼻水状の塊)を取り除く管
③尿自動排泄処理装置
身動きが出来ず、
苦しかった。
③尿自動排泄処理装置は、
男性器の先端に、パイプが挿入されていて、
尿意を催すと、
不思議なことに、
尿が吸引されて、
ベッドの下に置かれたタンクに、
排泄されるものだった。
クセになりそうな感覚があった。
手術後、真っ先に確認したのは、
右手の動きと、両足の感覚だった。
手術前は、棒状に固まっていた右手だが、
手術後は、肘が曲がるようになっていた。
両足も、シビレが無くなり、
歩けそうな感じがした。
改善度5%~60%の手術に、挑戦して、
よかったのかなあ?
一週間ほどして、
行きつけの居酒屋のママがお見舞いに来てくれた。
うれしかった。
ママは、郵便物を持ってきてくれた。
その中に、市役所からの郵便物があり、
中身を見たら、
介護申請の結果のお知らせだった。
介護申請結果、
要支援2
だった。
イマイチ、ピンと来ないので、
ネットで調べてみた。
要支援2
状態
①見だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。②立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする。
③歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とすることがある。
④排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる。 引用元:要介護度別の状態区分(静岡市)
利用サービス例(利用限度額:月104,730円)
・週2回の(介護予防)デイサービス・週2回の(介護予防)ホームヘルプサービス
・月2回の(介護予防)訪問看護
・月2日の(介護予防)ショートステイ
・介護用具レンタル(歩行補助つえ)
引用元;https://www.sagasix.jp/column/care/yokaigodo/
退院後は、手厚いサービスを受けられそうだ。
少し安心した。
無収入状態が続いているので、
出来るだけ、出費を抑えなくてはいけない。
術後、即、リハビリが始まった。
午前中に、手の運動、
午後に、足の運動。
1回、20分程度だが、
結構きつかった。
だらだらと過ごしがちの入院生活だが、
リハビリが、アクセントになり、
気の抜けない入院生活を送れた。
週末の楽しみは、
ラグビーワールドカップだった。
準々決勝の南アフリカ戦、
準決勝、決勝を観戦した。
南アフリカの優勝となったが、
ラグビーは、やっぱり、フォワードの力の差で、
優劣が決まると確信した。
見事な優勝だった。
10月も間もなく、終わる。
早く、歩けるようになって、
自宅に戻りたい。
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