生命保険の入院給付金申請

次に、行なったのが、

生命保険の入院給付金の申請です。

私の場合、

入院日数が、

通算44日です。

生命保険の契約書を見てみると、

入院1日あたり、5000円の給付金が頂けるようだ。

従って、

44日×5000円/日=220、000円

を頂けることになります。

結構、大きな金額で、

非常に助かります。

生命保険に入っていてよかったと、

実感しました。

大学を出て、入社後、

私のところに、

保険のおばちゃん(保険外交員)が、

しつこいくらいにやって来て、

しきりに、生命保険の加入を勧めてきた。

そのしつこさに負けて、

保険内容も、十分理解せずに、

生命保険に加入しました。

保険のおばちゃんの言う通りにしてよかった。

 

入院給付金の申請手続きについて、

いろいろ教えてもらうために、

保険外交員(30代、独身女性と見た?)に電話をかけて、

後日、自宅まで、来てもらうことになった。

 

ヤバい!

部屋の掃除をしなければいけない!

入院する前から、

歩行困難だったので、

4ヶ月くらい、全く掃除をしていなかった。

部屋は、ちらかり放題の状態だった。

退院したといっても、

まだ、からだを動かすには、難がある。

掃除機をかけることは、難しいので、

とりあえず、見た目を良くするために、

汚いものは、タンスの中に押し込み、

急場をしのいだ。

また、女性を部屋に入れたことは無かったので、

緊張する。

 

12月3日に、

保険外交員の方がいらっしゃった。

なかなかの美人だ。

ドキドキしながら、迎え入れた。

入院給付金の請求には、

・給付金請求書(書式がある、本人が記入する)

・診断書(書式がある、入院した日数を証明するもの)

・領収書のコピ=

が必要であることがわかった。

早速、準備に取り掛かった。

一番、ネックなのは、診断書である。

入院した病院に、通院(経過観察のため)した時に、

「診断書書いていただけますか?」と言うと、

「わかりました。2週間後に取りに来てください。」

と、先生に言われた。

今すぐに、入院給付金が欲しい私にとっては、

2週間は、結構長いし、辛い。

仕方ないので、ただ、待つのみでした。

 

用事が終わって、

保険外交員の方と、

ラグビーワールドカップの日本代表の活躍について、

話は盛り上がった。

彼女は、「にわかファン」ですが、

面白かった、

感動しました!

と仰ってました。

徐々にですが、

ラグビーファンが増えていることを実感しました。

あとは、ラグビーというスポーツが、

「文化」として、定着するかどうかです。

その一躍を担いたいと考えている、

今日この頃です。

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    市役所へ

    退院して、一週間後に、

    市役所に行った。

    目的は、

    ・障害者手帳の申請

    ・障害年金の申請

    障害者手帳の申請窓口は、

    障がい福祉課です。

    障害の「害」が、「がい」になっているのは、

    恐らく、障害者の気持ちに寄り添ってのことだろう。

    障害を持って、生まれた方々の中には、

    この「害」の字に、強く反応される方が、いらっしゃいます。

    「自分は、害じゃない!!」と、

    深く傷ついてしまわれるようです。

    そういう気持ちを察して、

    「障害福祉課」ではなく、

    「障がい福祉課」になったと思われます。

     

    障害者手帳申請書に、必要事項を記入して、提出です。

    この時、

    マイナンバーカード(通知カードでも可)、印鑑、写真1枚(4×3センチ)、

    本人確認ができるもの(運転免許証等)が必要です。

    あと、主治医に、診断書を書いてもらって、

    再び、障がい福祉課に行って、

    申請完了になります。

    申請完了後、審査があり、

    約1ヶ月後に、障害者手帳が発行されます。

    障害者手帳が発行されると、

    障害者手帳の利用方法についての説明会が、

    市役所内で、行なわれます。

    障害者手帳により利用できる主なサービス

    運賃割引・税金の減免等について
    運賃の割引(JR、航空、バス、タクシー)
    タクシー利用券の交付
    税金の障害者控除
    自動車税・自動車取得税・軽自動車税の減免
    水道・下水道料金の減免
    NHK受信料の減免
    有料道路の割引
    携帯電話料金の割引
    公共施設・文化施設等の個人利用料金の減免、割引
    青い鳥郵便葉書の無料配布

    引用元;http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/fukushi/page-c_00993.html

     

    次に、障害年金の申請です。

    こちらは、市役所の保険年金課で行ないます。

    地域によっては、年金保険事務所に行かなければいけませんので、

    事前に確認したほうが良いでしょう。

    障害年金申請書に記入して、提出です。

    この時、

    年金手帳または、マイナンバーカード、

    初診日がわかる書類(主治医に書いてもらいます、後日でも可)、

    が必要です。

    市役所の担当者の説明を聞いて、唖然としました!

    障害年金が頂けるのは、

    初診日から起算して、1年6ヶ月後の「障害認定日」で、

    障害の程度を定めてからだそうです。

    申請すれば、すぐに貰えると考えていたので、

    ガックリしました。

    自己都合で退職した時の

    失業保険の「待機期間(3ヶ月)」の

    障害年金バージョンみたいなものかなあ~

    出直します。

     

    天気が良かったので、

    帰りに、散髪屋さんに寄りました。

    ボーボーに伸びていたので、スッキリしました。

     

    何気ない日常が戻りつつある、師走の日でした。

     

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      久しぶりの我が家

      約1ヶ月ぶりの我が家だ!

      プライベートが制約された入院生活からの解放だ!

      足早に、介護タクシーに乗り込んだ。

      車中、気になっていたのが、部屋の状況だ。

      普段から、掃除はしないほうだが、

      歩くのが難しくなってきてからは、全く掃除をしていない。

      おまけに、2回目の入院の時に、

      全く立ち上がることが出来なくなり、

      介護タクしーの方ふたりに、抱えられ、

      車イスに乗り移らされた。

      狭い1Kのマンションである。

      車イスを部屋の中に運ぶ際に、

      車イスの障害となる雑多品を勝手にいじられて、

      おそらく、部屋の中は、ぐちゃぐちゃ状態が予想された。

       

      介護タクシーが、我が家に到着。

      恐る恐る扉を開けた。

      結果は、予想通りだった。

      どこから、手をつけようか?

      しばらく、途方に暮れた。

      退院したとはいえ、

      まだまだ、歩行に難がある。

      手の届く範囲のところから、

      片付けることにした。

       

      退院して、まず始めたのは、

      食料の確保である。

      入院前から利用していた、

      西友ネットスーパー」で、

      レトルトごはん、カレー、中華丼、親子丼等のレトルト品、

      食パン、カット野菜、納豆、卵等々を購入した。

       

      次に行なったのは、

      ・障害者手帳

      ・障害年金

      の申請方法や、資格の確認である。

      障害者手帳とは?
      「障害者手帳」とは、障害のある人に交付される手帳です。

      障害者手帳を持つことが障害者としての証明になるため、障害者手帳は非常に重要な役割を持っています。福祉サービスを受ける際や、障害者雇用枠で仕事を探す際にも必要です。

      また、障害のある本人だけではなく、企業でも障害者雇用の雇用率引き上げにより、障害者手帳について理解する必要があります。

      しかし、障害者手帳を取得している人でも、障害者枠以外で就職活動をしても問題はありません。あくまでも、障害者枠で応募ができる資格があるだけですので、障害者採用求人に応募するかしないかというのは、本人の自由となっています。

      引用元;https://www.atgp.jp/knowhow/oyakudachi/c212/

       

      障害年金とは?
      障害年金は、公的年金の加入者が所定の障害状態になった場合に支給される年金です。
      障害状態になるきっかけとなった病気やケガで、初めて医師の診療を受けたときに加入していた公的年金で支給される障害年金が決まります。

      病気やケガで働けなくなった人に障害年金が支給されます!
      国民年金の加入者であれば「障害基礎年金」が支給され、厚生年金の加入者であれば、障害基礎年金にプラスして「障害厚生年金」も支給されます。
      障害厚生年金は、障害基礎年金よりも障害年金が支払われる障害状態の範囲が広くなっています。
      さらに、その範囲に満たない障害が残った場合に、一時金の「障害手当金」が支給されます。

      引用元;https://hoken.kakaku.com/insurance/gla/article/1308a.html

      障害年金の対象となる傷病名

      肢体の障害
      上肢・下肢障害、脳梗塞・脳出血後遺症、脳血管疾患、脳腫瘍、脳挫傷、頭部外傷後遺症、脊髄小脳変性症、頚椎症性脊髄症、頸髄損傷、パーキンソン病、脊柱管狭窄症、筋ジストロフィー、ヘルニア、慢性関節リウマチ、悪性関節リウマチ、変形性股関節症、膝関節屈曲位拘縮、人工関節、人工骨頭、脳性麻痺、頚椎性麻痺、腰椎分離すべり症、大腿骨頭壊死、上肢・下肢・指の切断、糖尿病性壊疽、糖尿病性神経障害、多発性骨髄腫、多発性硬化症(肢体に症状が出る場合)、線維筋痛症、多系統萎縮症(オリーブ小脳萎縮症)、アルコール性末梢神経障害、脳脊髄液減少症、ポリオ、ポストポリオ、膠原病、ジストニア、ミトコンドリア脳筋症、筋委縮性側索硬化症(ASL)、脊柱管狭窄症、骨肉腫(骨のがん)、ミエロパチー、ビュルガー氏病、ホジキン病、皮膚筋炎、全身性エリテマトーデス(SLE)、後縦靭帯骨化症、ギラン・バレ-症候群など

      引用元;https://www.syougainenkin-shien.com/injuriesandsickness

      ダメ元で、一度、申請してみようと考えた。

      なんせ、無収入の状態が、1年以上続いているから、

      貯金が減っていく一方である。

      頂けるものは、頂いておこうという安直な考えである。

      近々に、市役所に行くことを決めた。

       

      3つ目にしたことは、

      地域包括支援センターのケアマネージャーさんと、

      今後の過ごし方、ケアプラン等について、話し合った。

      ケアマネージャーさんには、

      なにかと、お声がけしていただき、

      本当に助かっています。

      現在、訪問リハビリが可能な医療機関を探してもらっています。

      見つかるまでの間は、

      病院で教えてもらった運動、体操を続けていこうと思います。

       

      やっぱ、我が家はいいや!

      ~Feel good~

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        リハビリ病棟へ

        11月に入ると、

        私は、一般j病棟から、リハビリ病棟へ移された。

        「リハビリに集中するようにとの主治医の先生のご判断だった。

        リハビリ病棟は、リハビリ訓練センターにも近く、アクセスが良くなった。

        歩行訓練;午前中40分、午後40分

        手の運動:午後20分

        大幅に時間も長くなり、

        訓練内容も、充実してきた。

        リハビリが、入院生活の中心になった。

        なお、リハビリ病棟は、地域包括ケア病棟とも言われ、

        リハビリに集中する人(私の場合)や、

        短期間での入院で、手術が必要な人や、

        病状が安定していて、次の介護施設がまだ決まっていない人等が

        収容されている病棟です。

        リハビリ病棟は、一般病棟とは異なり、

        様々な病状の人が、いらっしゃいました。

        最大入院期間は、60日です。

        60日以内で、次の介護施設(老人ホームや、別の病院等)が、

        決まらなかったら、強制退院になるのだろうか?

        ベッドの空きを待っている「待機老人」が、たくさんいらっしゃるような気がした。

         

        リハビリは、順調に進んだ。

        最初は、歩行器を使って、歩行訓練を行なっていたが、

        一週間ほど経つと、

        杖による歩行訓練になった。

        一番、不安だった階段の上り下りの訓練も始まった。

        施設の非常口にある、実際の階段を使って、訓練した。

        一気に、3階まで、上ったり、下りたり。

        汗が吹き出した。

        従って、リハビリ後のシャワーは気持ちよかった。

        リハビリの先生も、優しく、かつ、厳しく、

        私の身になって、相談に乗ってくれた。

        「1階に引っ越せないのか?」

        「退院しても、リハビリ運動は、続けてください。」

        等々。

         

        普段の入院生活は、もっぱら、テレビを観ることだった。

        ラグビーワールドカップ日本代表の決勝トーナメントの準々決勝を観戦した。

        惜しくも、敗れたが、

        日本代表は、今後のラグビー文化の定着に向けて、

        大きな足跡を残したと言える。

        その後、準決勝、決勝のレベルの高いゲームも観戦出来た。

        あと、大相撲九州場所が、行なわれいた。

        いい時間潰しになった。

        人気急上昇中の炎鵬の相撲は、面白かった。

         

        11月18日、

        リハビリの先生から、一定の評価が得られた。

        看護師主任、リハビリの先生、ケアマネージャー(地域包括支援センター)と私が、

        会議室に集まり、

        私の退院日を決める打ち合わせがあった。

        退院日の決定は、私に委ねられて、

        11月20日に決定した。

        長い入院生活も、終焉を向かえた。

         

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          術後

          手術後、

          私は、何本かの管に繋がれていた。

          ①化膿止めの点滴管

          ②血液の塊(鼻水状の塊)を取り除く管

          ③尿自動排泄処理装置

          身動きが出来ず、

          苦しかった。

          ③尿自動排泄処理装置は、

          男性器の先端に、パイプが挿入されていて、

          尿意を催すと、

          不思議なことに、

          尿が吸引されて、

          ベッドの下に置かれたタンクに、

          排泄されるものだった。

          クセになりそうな感覚があった。

           

          手術後、真っ先に確認したのは、

          右手の動きと、両足の感覚だった。

          手術前は、棒状に固まっていた右手だが、

          手術後は、肘が曲がるようになっていた。

          両足も、シビレが無くなり、

          歩けそうな感じがした。

          改善度5%~60%の手術に、挑戦して、

          よかったのかなあ?

           

          一週間ほどして、

          行きつけの居酒屋のママがお見舞いに来てくれた。

          うれしかった。

          ママは、郵便物を持ってきてくれた。

          その中に、市役所からの郵便物があり、

          中身を見たら、

          介護申請の結果のお知らせだった。

          介護申請結果、

          要支援2

          だった。

          イマイチ、ピンと来ないので、

          ネットで調べてみた。

          要支援2
          状態
          ①見だしなみや居室の掃除などの身の回りの世話に何らかの介助(見守りや手助け)を必要とする。

          ②立ち上がりや片足での立位保持などの複雑な動作に何らかの支えを必要とする。

          ③歩行や両足での立位保持などの移動の動作に何らかの支えを必要とすることがある。

          ④排泄や食事はほとんど自分ひとりでできる。 引用元:要介護度別の状態区分(静岡市)

          利用サービス例(利用限度額:月104,730円)
          ・週2回の(介護予防)デイサービス

          ・週2回の(介護予防)ホームヘルプサービス

          ・月2回の(介護予防)訪問看護

          ・月2日の(介護予防)ショートステイ

          ・介護用具レンタル(歩行補助つえ)

          引用元;https://www.sagasix.jp/column/care/yokaigodo/

          退院後は、手厚いサービスを受けられそうだ。

          少し安心した。

          無収入状態が続いているので、

          出来るだけ、出費を抑えなくてはいけない。

           

          術後、即、リハビリが始まった。

          午前中に、手の運動、

          午後に、足の運動。

          1回、20分程度だが、

          結構きつかった。

          だらだらと過ごしがちの入院生活だが、

          リハビリが、アクセントになり、

          気の抜けない入院生活を送れた。

          週末の楽しみは、

          ラグビーワールドカップだった。

          準々決勝の南アフリカ戦、

          準決勝、決勝を観戦した。

          南アフリカの優勝となったが、

          ラグビーは、やっぱり、フォワードの力の差で、

          優劣が決まると確信した。

          見事な優勝だった。

           

          10月も間もなく、終わる。

          早く、歩けるようになって、

          自宅に戻りたい。

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            2回目の入院

            先生にすがるような気持ちで

            病院にたどり着いた。

            名前を呼ばれて、診察室に入るや否や、

            「先生!もう、ムリです!

            手術してください!」

            と泣き叫んだ。

            即、入院となった。

            1回目の緊急入院と違って、

            今回は、志願しての入院だった。

            手術日が、10月25日に決まった。

            頚椎椎弓形成術

             ・改善度5%~60%

             ・全身麻酔

             ・症状が良くなるとは限らない

            以上の3点が、頭の片隅にあったが、

            今回は、志願しての手術だ。

            黙って、従うしかありません。

            気分を紛らしてくれたのは、

            ラグビー日本代表の活躍だった。

            史上初のベスト8進出!

            「にわかファン」急増で、

            ラグビーブーム到来の予感がした。

             

            もうひとつ、気がかりなことがあった。

            それは、手術代が、嵩むことであった。

            数十万円の出費になる。

            わずかな貯金しかないので、

            どうしようかと悩んでいた。

            そんな時、

            病院の事務員の女性がやって来られ、

            健康保険限度額適用認定証」制度について、

            説明があった。

            この認定証があれば、

            入院費用の窓口負担額が、

            自己負担限度額までとなるそうだ。

            この制度を利用しなくても、

            あとから、「高額療養費制度」で、

            取り戻すことも出来るが、

            一度に、大金を立て替えるのは、大変だ。

            非常に、有益な情報だった。

            早速、事務員の女性に、

            印鑑を渡して、

            市役所まで、代わりに行ってもらい、

            健康保険限度額適用認定証を発行してもらった。

            これで、金銭面の問題は、見事に解決した。

            高額療養費制度と限度額適用認定証

            医療機関等の窓口でのお支払いが高額な負担となった場合は、あとから申請いただくことにより自己負担限度額を超えた額が払い戻される「高額療養費制度」があります。
            しかし、あとから払い戻されるとはいえ、一時的な支払いは大きな負担になります。

            「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口に提示すると、1か月 (1日から月末まで)の窓口でのお支払いが自己負担限度額までとなります。

            引用元;http://www.hankai.or.jp/hospitalization/expenses/

             

            引用元;http://www.hankai.or.jp/hospitalization/expenses/

            10月25日当日。

            前日の午後9時以降、

            OS-1(経口補水液)500mlと、水しか飲んでいない。

            手術は、13時半頃開始。

            若干、空腹感を覚えたが、我慢した。

            看護師さんが、やって来て、

            「さあ、行きましょう」

            緊張感が高まってきた。

            ストレッチャーに乗せられ、手術室へ向かう。

            まずは、全身麻酔だ。

            本当に麻酔が効くのか、不安で、

            麻酔液を注入してくれている看護師さんの顔を

            不安げな面持ちで、ずっと、眺めていた。

             

            手術は終わったようだ。

            いつの間にか、

            いつものベッドに横になっていた。

            全身麻酔も効いたようだ。

            まったく記憶が無かった。

            不思議な感じがしたが、

            ひとまず、手術は成功したようで、

            一安心した。

            つづく

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              2回目の入院か!?

              10月4日当日、

              悩みになやんだ末、

              私は、ドタキャンしました。

              病院にも連絡せずに。

              昼頃、京都に住んでいる兄貴から電話が来ました。

              滅多にないことなので、ビックリ。

              兄「大丈夫か?なんか、病院から、連絡があって。

              病院に来ないって。」

              私「ああ、ドタキャンしたんや」

              兄「病院に連絡したほうがいい」

              私「わかりました」

              前回、入院した時に、

              入院誓約書の身元引受人の欄に、

              兄貴の名前、電話番号を記入したことを思い出しました。

              早速、病院に電話したら、

              「今日の外来は、終了したので、

              10月8日に来てください。

              それと、キャンセルする時は、

              必ず、連絡してください。

              みんな、心配するから。」

              と言われた。

              社会人として、

              あってはならないことをやってしまった。

              大いに反省した。

              この結果、10月7日の手術は回避された。

              10月8日、外来に行くと、

              いつもの薬を処方された。

               

              病状は、ますます、ひどくなってきた。

              左足の痛みは、どんどん増してきて、

              立ち上がることも、むずかしくなってきた。

              玄関までいけない。

              つまり、「西友ネットスーパー」の商品を

              受け取ることが出来なくなった。

              ここ3,4日は、

              トマトジュースだけで、しのいだ。

              トイレも尿器(しびん)を使用した。

               

              12日の台風19号は、恐怖を感じた。

              避難指示命令が、頻繁に出されていたが、

              如何ともし難い。

              通過するのを、ただ、まんじりと待っていた。

               

              13日のスコットランド戦は、

              感動して、泣いてしまった。

              すいません、ラグビーワールドカップの話です。

              「笑わない男」稲垣のトライは、秀逸だった。

              オフロードパスの連続で、

              最後に、ボールを置いたのが、稲垣。

              ボールがもらえる位置まで、

              ひたむきに、フォローしていた結果だった。

              引用元;https://www.asahi.com/articles/ASMBG0237MBFUTQP048.html

              14日。

              完全に動けなくなった。

              病院に行きたいが、

              今日は祝日。

              明日、病院に電話して、

              病院に行こう!

              こんな生活は、もう続けられない。

              朝、昼、晩、トマトジュースだけ飲んでいた。

              トイレも、困難になってきた。

               

              15日。

              病院に電話して、予約を取りつけ、

              病院に向かう。

              介護タクシーに電話して、

              立ち上がれないことを伝えると、

              車いすを準備してくれて、

              2人がかりで、

              私を持ち上げてくれた。

              この時の私の気持ちは、

              「先生、手術してください!」

              に固まっていた。

              藁をもすがる思いだった。

              HELP ME!DOCTOR!

               

              お問い合わせはコチラからお願いします。

                自宅に戻って

                自宅に戻って、まずやったことは、

                タバコだった。

                一週間ぶりのタバコは、美味かった。

                当分、止められそうにないなあ~

                次に考えたことは、食事をどうするか?だった。

                この足じゃ、コンビニにも行けないし、

                毎日、出前を取ってては、金銭面で、非常に厳しくなる。

                そこで、ネットショッピングを思いつき、

                ようやく、「西友」のネットスーパーにたどり着いた。

                必要事項(名前、住所、電話番号、メールアドレス等)を入力して、

                ログインすることが出来た。

                購入したのは、

                ・レトルトごはん

                ・レトルトカレー

                ・すき家 牛丼の具(冷凍)

                カット野菜

                ・食パン

                ・ハム

                ・チキンラーメン

                ・野菜ジュース

                等々

                なんとか、暮らしていけそうだと安堵した。

                注.「楽天カード」が無いと、現金払いになってしまうので、

                ご注意ください。

                 

                次に行なったのが、「介護申請」だった。

                ネットで、調べると、

                「脊柱管狭窄症」が、該当症例の中に入っていたので、

                ダメ元で、市役所の介護保険課まで行き、

                介護申請を行なった。

                介護申請の詳細は、この行をクリックしてください。

                市役所の担当者から、

                自宅近くの「地域包括支援センター」を紹介してもらい、

                帰宅後、連絡してみた。

                私も始めて聞いたのですが、

                「地域包括支援センター」は、市から委託された、公的な相談窓口で、

                高齢者や、困っている地域の方の身近な相談窓口です。

                地域包括支援センター(ちいきほうかつしえんセンター)は、介護保険法で定められた、地域住民の保健・福祉・医療の向上、虐待防止、介護予防マネジメントなどを総合的に行う機関である。略称は「包括」[1]。各区市町村に設置される。2005年の介護保険法改正で制定された。

                センターには、保健師、主任ケアマネジャー、社会福祉士が置かれ、専門性を生かして相互連携しながら業務にあたる。

                法律上は市町村事業である地域支援事業を行う機関であるが、外部への委託も可能である。要支援認定を受けた者の介護予防マネジメントを行う介護予防支援事業所としても機能する。引用元;https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E5%8C%85%E6%8B%AC%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC

                早速、担当者が来られて、

                私の症状、暮らしぶりを見てもらった。

                「入浴補助や、訪問リハビリ等のサービスはありますが、

                介護申請の結果が、出ていない段階で、

                サービスを受けた場合、

                もし、介護申請の結果、「非該当」になった時は、

                全額負担になりますよ」

                と釘を刺された。

                介護申請の結果がわかるのは、申請後、約1ヶ月。

                しばらく、不自由な生活を送らなければいけない。

                 

                 

                相変わらず、左足が痛くて、歩行困難な状況だ。

                部屋の掃除もしたいのだが、なかなか出来ない。

                主治医の先生が、一番、気にされていたのは、

                「転倒による事故」だ。

                気をつけて歩かなければいけない。

                 

                一方、私の心は、手術のことで、頭が一杯だった。

                改善度5%~60%の手術には、

                どうしても、積極的にはなれない。

                なんとか、手術を回避出来ないものか。

                次回の外来日、10月4日が迫ってきていた。

                10月4日に病院に行けば、即入院、手術することは、わかっていた。

                さあ、どうする?

                お問い合わせはこちらから、お願いします。 

                  緊急入院

                  予期せぬ緊急入院だった。

                  入院の準備をして来なかったので、

                  一旦、自宅に戻り、

                  着替えの下着や、洗面セット、携帯電話の充電器、常備薬等を持って、

                  再び、病院に戻った。

                  9月19日の午後だった。

                  病室は、4人部屋の相室だった。

                  ふと、外を眺めると、

                  富士山がはっきり見えた。

                   

                  富士山が、私を慰めてくれた。

                  しばらく、薬(リリカ)による、保存的治療で、様子を見ることになった。

                  保存的治療とは、

                  人体にメスを入れないで、現状のまま、治療することです。

                  入院生活は、快適だった。

                  朝6時起床、夜9時消灯の規則正しい生活を送れた。

                  病院食も、たいへん美味しく、大満足だった。

                  9月20日から開幕した、

                  ラグビーワールドカップ2019日本大会の試合を、

                  大いに愉しんだ。

                  まさか、ワールドカップの試合を、

                  病室で見るとは、想像していなかったが。

                  看護師さん達も、非常に、優しく、接してくれて、

                  うれしかった。

                  入浴(シャワー)も、手伝ってくれて、

                  恥ずかしいやら、うれしいやらだった。

                  病院内は、当然、禁煙だったので、

                  喫煙家の私にとっては、少々苦痛だった。

                  気を紛らすために、

                  大量のガム、飴を売店で、購入して、

                  なんとか耐えた。

                  行きつけの居酒屋のママが、お見舞いに来てくれた。

                  「困ったことがあったら、なんでも言ってね」

                  と言われたので、

                  早速、国民年金保険料、携帯電話料の支払いを頼んだ。

                  ママに甘えてばかりだった。

                  退院したら、頻繁に、居酒屋に、顔を出さなければ!

                  リハビリも始まった。

                  歩く時の体重移動のやり方や、

                  歩行器を使って、歩く練習をした。

                  足の筋肉を強くする訓練もやった。

                   

                  手術日が決まった。

                  10月7日に。

                  先生の判断は、

                          保存的治療では、改善が得られない。    

                     外科的手術(頚椎椎弓形成術)が必要との判断だった。

                     すべて、やるべきことはやった。

                     外科的手術しか、残された方法は無い。

                  だった。

                  ただひとつ、気になったことがあった。

                  それは、この頚椎椎弓形成術の改善度(良くなる可能性)が、

                  5%~60%であることであった。

                  この数字を聞いて、

                  手術に、積極的になれる人は、少ないのではないでしょうか。

                  私も、当然、積極的になれなかった。

                  リスクが大き過ぎる!

                  全身麻酔の手術も初めてだったので、不安になった。

                  手術日まで、まだ日にちがあるということで、

                  一旦、退院することになった。

                  もやもやした気分は、拭い去れなかった。

                  9月25日、一旦退院。

                  介護タクシーを呼んで、

                  病院を後(あと)にした。

                  頚椎椎弓形成術とは

                  頚椎椎弓形成術は、頚椎症性脊髄症や、頚椎後縦靭帯骨化症により圧迫されている脊髄に対し、圧迫を取って症状を改善する手術です。同様の術式に、頚椎椎弓切除術がありますが、椎弓切除術が頚椎後方の椎弓と呼ばれている部分の骨を切除することによって、脊髄の圧迫を取り除くのに対し、椎弓形成術は、頚椎の椎弓を後方に拡げて、脊柱管を再形成することにより、脊髄の圧迫を除去する、という違いが有ります。引用元;http://plaza.umin.ac.jp/~chang/diseases/Spine/laminoplasty.html

                   

                   

                  引用元;https://www.iwai.com/iwai-seikei/shujutsu/tsuikyu-keisei.php

                   

                  おまけ;入院中、聴いていた曲

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                    リハビリ生活

                     

                     

                     

                     

                    引用元;https://style.nikkei.com/article/DGXZZO23780680S7A121C1000000/

                     

                    正式には、頚部(首)及び腰部脊柱管狭窄症です。

                    病院の先生の指示により、

                    リハビリを開始しました。

                    ・首の牽引

                    ・首と腰を温める

                    ・首と腰に電気をあてる

                    合計30分くらいの処置

                    10数回、リハビリに通ったが、一向によくならない。

                    相変わらず、左足は痛いし、右手もしびれている。

                    そこで、私は、即効性に期待して、

                    近くの整体矯正院に行ってみた。

                    丁寧に施術してもらったが、

                    回復の兆しは見えなかった。

                    4800円/40分の施術料も、ネックになった。

                    そんな時、兄から、連絡があり、

                    おかあさんは、亡くなった。

                    覚悟はしていたはずだが、

                    ショッキングな出来事だった。

                    4月に倒れて以来、

                    だらしない生活を送ってきたことを反省した。

                    親孝行出来なかったことを悔いた。

                     

                    8月に入っても、

                    症状は、一向に改善しない。

                    左足の痛みに加えて、

                    右手が、一本の棒のように、

                    硬直して、グーチョキパーが、出来なくなってしまった。

                    当然、お箸がうまく使えない。

                    お風呂に入っても、

                    十分に、からだを洗うことが出来なかった。

                    このまま、リハビリを続けても、ダメだと考え、

                    大きな総合病院に行くことに決めた。

                    セカンド・オピニオンという意味も込めて。

                    初見は、やはり、脊柱管狭窄症であった。

                    神経の痛みを和らげる薬(リリカ)を処方してもらった。

                    9月9日に、MRI検査を予約した。

                    リリカを3週間ほど、服用したが、

                    一向によくならなかった。

                    車の運転も困難になり、

                    買い物は、ネットスーパーで、購入することにした。

                    ある日、何気なく、行きつけの居酒屋のママに電話したら、

                    「困ってるんだったら、連絡してよ!」

                    「晩ごはんくらい、届けてあげるから」

                    と言われ、

                    4日間ほど、晩ごはんを届けてもらった。

                    やっぱり、久しぶりの手作り料理は、最高に美味かった。

                    ママには、ゴミ出しもやってもらった。

                    非常に助かった。

                    ママには、感謝しても、しきれないくらいだ。

                     

                    9月19日に、MRI検査の結果を聞きに、

                    総合病院に行った。

                    先生は、私のぎこちない動きを見て、

                    「入院してもらいます。この状態で、

                    自宅に帰らすことは出来ません。」

                    と言われ、即行で、入院することになった。

                    そうとうひどい状態なんだろうなあと思った。

                    予期せぬ緊急入院だった。

                    MRI検査の結果、

                    首は、頚椎症性骨髄症で、

                    腰は、腰椎すべり症であることがわかった。

                    頚椎症性骨髄症とは

                    頚椎症性脊髄症(けいついしょうせい せきずいしょう)とは、加齢により椎間板の変性が進み、骨がとげ状に大きくなって骨棘(こつきょく)を形成することや、靭帯(じんたい)が厚く硬くなることで、脊柱管にある脊髄が圧迫され、四肢(両方の手脚)に痛みやしびれ、運動障害を生じる疾患です。

                    引用元;https://toutsu.jp/pain/keitsui.html

                     

                    引用元;https://toutsu.jp/pain/keitsui.html

                    腰椎すべり症とは

                     

                    腰椎すべり症とは、積み木のように連なる腰椎が、文字通り前方へ滑り出してしまい、様々な症状を引き起こす病気です。

                    腰椎すべり症は、大きく背骨や椎間板などの変性によって起こる「変性すべり症」と、腰椎分離症に続発する「分離すべり症」とに分けられます。引用元;https://www.itoortho.jp/youtu_info/14.html

                     

                    腰椎すべり症(図解)

                    引用元;http://maehara-clinic.jp/sick/lumbar-spinal-stenosis/

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