転院するまで

平塚市民病院に救急搬送された私は、

刺し傷を治療するために、

そのまま、平塚市民病院で、

入院することになった。

私が、一番治したかった、

【心の傷】の治療は、

精神科専門の病院に

転院しなければ、

いけなかった。

転院先が決定するまで、

平塚市民病院のお世話になった。

私の希望は、

平塚市民病院で、

【心の傷】も

治療していただきたかったが、

平塚市民病院には、

精神科の患者の入院は、

受け付けていないとのこと。

仕方なく、

悶々とした入院生活になった。

刺し傷のほうは、

順調に回復していき、

手術3日後には、

お粥でしたが、

食べられるまでに、

回復した。

4日目には、

常食に変更になり、

ほぼ傷は完治した。

それは良かったのだか、

入院前からの不眠症が、

全く改善されず、

不眠の日々が続いた。

早く、精神科専門の病院に転院して、

【心の傷】の治療に、

専念したかった。

救急救命センターは、

大きな部屋に、

9つのベッドがあり、

引っ切りなしに、

新しい患者さんが、

入院される。

かつ、カーテンの仕切りは

あるものの、

看護師さんから、

全体のベッドが見れるように、

ほぼ常に、開いたままの状態。

プライベートの無い状態で、

眠ることは、

睡眠薬を飲んでも、

私には出来ないことだった。

眠れない夜は、

やはりマイナスのことばかり、

考えてしまう。

それと、何故、

自傷行為に、至ったのか?

何故、119番に、電話したのか等々。

寛解しても、

血だらけの部屋に、

戻って生活出来るのだろうか?

また、ひとり暮らしを始めると、

再び、【希死念慮】が起こり、

最悪の事態を招くことも

考えられる。

スマホの充電器を

持って来なかったので、

外部との連絡も出来ず、

私のことを心配してくれてる、

皆様からの着信履歴、

Lineには、とんでもない数の投稿が、

有るんじゃないかと気になっていた。

そんな時、兄貴が、京都から、

来てくれて、

兄貴に、部屋の鍵を渡して、

充電器や、衣料品等を

持って来てもらった。

それが、入院後、10日ほど

経ってからだった。

早速、スマホを充電して、

連絡履歴を見たが、

それほど多くはなかった。

平塚市民病院には、

結局、20日間、入院しました。

寝たきりなので、

筋肉もさらに衰え、

再び、車いす生活に戻ってしまった。

ここまで読んでいただき、

ありがとうございます。

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