ステキな詩 に出逢ったので、
ご紹介します。
ありがとう
この目が物をうつさなくなったら目に、
そしてこの足が動かなくなったら、足に
「ありがとう」って言おうって決めているの。
今までみえにくい目が一生懸命見よう、見ようとしてくれて、
私を喜ばせてくれたんだもん。
いっぱいいろんな物素敵な物見せてくれた。
夜の道も暗いのにがんばってくれた。
足もそう。私のために信じられないほど歩いてくれた。
一緒にいっぱいいろんなところへ行った。
私を一日でも長く、喜ばせようとして
目も足もがんばってくれた。
なのに、見えなくなったり、歩けなくなったとき
「なんでよー」なんて言ってはあんまりだと思う。
今まで弱い弱い目、足がどれだけ私を強く強くしてくれたか。
だからちゃんと「ありがとう」って言うの。
大好きな目、足だからこんなに弱いけど大好きだから
「ありがとう。もういいよ。休もうね」って言ってあげるの。
多分誰よりもうーんと疲れていると思うので…。
引用元:https://kazahanamirai.com/yukiechan.html
如何でしたでしょうか?
私は、号泣しました😢
作者の雪絵ちゃんは、MS(多発性硬化症)という難病にかかっていましたが、その難病さえも丸ごと愛して、生きぬいた少女です。
恐らく、雪絵さんは、
亡くなられたのでしょう。
自分の身に起こるすべての事象を
そのまま、ありのままに受け入れて、
自分の人生を全うされたのでしょう。
実に潔く、素晴らしい逝き方だと
思います。
一方、私はどうなのか?
五体満足に生まれてきたのに、
不平不満ばかりこぼし、
目が見えることや、
歩けることに、
感謝の気持ちが足りていない!
出来ないことばかりにフォーカスし、
もう、人生終わりにしよう!とまで、
考えてました。
アカンことです。
再び、「もう死のう」と考えた時は、
この雪絵さんの詩を思い出そうと
思う。
ここまで読んでいただき、
ありがとうございます。
追伸:この詩には、
続きがありました。
茶目っ気たっぷりで、
少し意地悪な雪絵ちゃんが、
そこにいました😂