深夜の総理会見

昨日の深夜、Facebookをやっていたら、

「首相官邸」から、LIVE配信のお知らせがあった。

こんな時間に、一体なんだろう?

と思い、LIVEが始まるのを待っていた。

時間は、日付が変わった、午前0時である。

少し遅れて、安倍総理の会見が始まった。

内容は、

直前に行なわれた先進7カ国(G7)首脳による緊急テレビ電話会議の報告であった。

会見では、

新型コロナウィルスによる世界経済への影響を回避するために、

強力な経済財政政策を実行する

新型コロナウィルス感染症克服のため、治療薬を共同で開発する

東京五輪・パラリンピックについて、

人類が新型コロナウィルスに打ち勝つ証として、

完全な形で実現することの支持を得た

と、語られていた。

 

まず、①については、経済について、詳しくないので、割愛させていただきます。

②について

すでに、各国が独自で、治療薬の開発に取り組んでいたと思うが、

共同開発によって、開発のスピードを加速させるということだろう。

大いに結構なことだと思うが、

私は、すでに、共同開発に着手しているものと思っていたので、

これも、後手後手の方策にしか見えなかった。

あと、聞いた話ではあるが、新治療薬の開発については、

アメリカより先に開発してはいけないという暗黙のルールが存在しているそうだ。

③について

東京五輪・パラリンピックは、

安倍総理にとっては、

悲願のビッグイベントだと思う。

是が非でも、開催にこぎつけたいところだと思う。

G7首脳の支持を得られたことは結構なことだと思う。

私が、ひとつ気になったのは、

完全な形での実現という言葉だ。

完全な形とは、何を意味するのだろうか?

無観客開催では無くて、

通常のオリンピックと同様に、

多くの観客で埋め尽くされた状態で、

競技が進行するということだろう。

参加国も、通常の大会と同程度の参加が必要である。

こういう点から見ると、

今の状況では、

今年の7月開催は、難しいのではないだろうか?

となると、来年または再来年に延期という形が、

ベストではないだろうか?

会見で、予定通りに、今年開催すると言えなかったのは、

延期もありますよ!という含みを持たせたものだと思う。

 

オリンピック開催については、

IOC(国際オリンピック委員会)による判断によるところが大きい。

また、IOCは、WHO(世界保健機関)の判断に従うと言っている。

G7の影響力がどこまであるのか、

じっくり静観したい。

 

ともあれ、

世界全体が、ひとつになって、

新型コロナウィルスに打ち勝って、

早期に収束することを願ってやまない。

 

ここまで読んでいただき、

ありがとうございます。

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