言葉は、武器にもなるし楽器にもなる。
えっ!どういうこと?
「武器」はだいたい想像出来ませんか?
相手の意見に納得が行かず、
相手の意見を全否定して、
自分の意見を押し通す。
時には、激しく罵り、
相手の人格をも否定することもあります。
あるいは、
相手の発した言葉に、カチンと来て、
瞬間的に大声を出して、
相手の胸倉を掴むことさえ起こります。
これが、言葉の「武器」の側面です。
一方、「楽器」の側面はどうでしょう。
ギターやピアノの演奏を聴いた時、
なんだか心が癒されたり、
励まされた覚えはありませんか?
言葉には、そういう楽器の側面もあるのです。
「ありがとう」って言われて、
気分を害する人はいないと思います。
同じく、「感謝してます」って言われて、
気分を害する人はいないでしょう。
「愛してます」
「ついてる」
「うれしい」
「楽しい」
「感謝してます」
「しあわせ」
「ありがとう」
「ゆるします」
の8つの言葉は、天国言葉と言われ、
相手も自分も際限なく幸せな気分になる言葉です。
人は自分の発した言葉を自分の脳で聞いて、
そのようになるよう脳が理解し命令するそうです。
だから、たとえついていなくても、
「ついてる、ついてる、ついてる」と
言っておけば、
なんだか気分もよくなり、
ハッピーな気持ちになる。
これが言葉の「楽器」の側面です。
言葉が武器になるか、楽器になるかは、
自分の心がけ次第だと言えます。
そのコツは、
相手の意見に耳を傾けて、よく聴くこと。
聴くという漢字をよく見てください。
「耳」偏に、「十」「四」の「心」と書きます。
相手の意見をよく聴くためには、
「14の心」を持って、
よく聴くことです。
「14の心」とは、
1.「美」しい心で聴く
2.「新」しい心で聴く
3.「広」い心で聴く
4.「楽」しい心で聴く (きいて、たのしくなる)
5.「嬉」しい心で聴く (きいて、うれしくなる)
6.「面」白い心で聴く (きいて、おもしろさがわかる)
7.微「笑」みの心で聴く (きいて、ほほえましくなる)
8.素「晴」らしい心で聴く (きいて、すばらしさがわかる)
9.「悲」しい心を聴く (かなしみを共感する心できく)
10.「苦」しい心を聴く (苦しみを共感する心できく)
11.「愛」しい心で聴く
12.「労」わる心で聴く
13.「憂」う心で聴く
14.感「謝」する心で聴く
http://www.fp-isowaki.jp/mental/post-140.html
「聴す」ってなんて読むかご存知ですか?
「ちょうす」ではありません。
「ゆるす(許す)」って読みます。
相手の存在自体を素直に受け入れること。
だから、「ゆるす」なんです。
会話とは、
お互いの存在を認め合い、
対話をすること。
そのために、
武器言葉(ネガティブな言葉)では無く、
楽器言葉(嬉しい言葉)を使っていけば、
世の中の平和に繋がるものだと思います。
https://note.com/yukarita358/n/n3765d5d084be
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