リハビリ病棟へ

11月に入ると、

私は、一般j病棟から、リハビリ病棟へ移された。

「リハビリに集中するようにとの主治医の先生のご判断だった。

リハビリ病棟は、リハビリ訓練センターにも近く、アクセスが良くなった。

歩行訓練;午前中40分、午後40分

手の運動:午後20分

大幅に時間も長くなり、

訓練内容も、充実してきた。

リハビリが、入院生活の中心になった。

なお、リハビリ病棟は、地域包括ケア病棟とも言われ、

リハビリに集中する人(私の場合)や、

短期間での入院で、手術が必要な人や、

病状が安定していて、次の介護施設がまだ決まっていない人等が

収容されている病棟です。

リハビリ病棟は、一般病棟とは異なり、

様々な病状の人が、いらっしゃいました。

最大入院期間は、60日です。

60日以内で、次の介護施設(老人ホームや、別の病院等)が、

決まらなかったら、強制退院になるのだろうか?

ベッドの空きを待っている「待機老人」が、たくさんいらっしゃるような気がした。

 

リハビリは、順調に進んだ。

最初は、歩行器を使って、歩行訓練を行なっていたが、

一週間ほど経つと、

杖による歩行訓練になった。

一番、不安だった階段の上り下りの訓練も始まった。

施設の非常口にある、実際の階段を使って、訓練した。

一気に、3階まで、上ったり、下りたり。

汗が吹き出した。

従って、リハビリ後のシャワーは気持ちよかった。

リハビリの先生も、優しく、かつ、厳しく、

私の身になって、相談に乗ってくれた。

「1階に引っ越せないのか?」

「退院しても、リハビリ運動は、続けてください。」

等々。

 

普段の入院生活は、もっぱら、テレビを観ることだった。

ラグビーワールドカップ日本代表の決勝トーナメントの準々決勝を観戦した。

惜しくも、敗れたが、

日本代表は、今後のラグビー文化の定着に向けて、

大きな足跡を残したと言える。

その後、準決勝、決勝のレベルの高いゲームも観戦出来た。

あと、大相撲九州場所が、行なわれいた。

いい時間潰しになった。

人気急上昇中の炎鵬の相撲は、面白かった。

 

11月18日、

リハビリの先生から、一定の評価が得られた。

看護師主任、リハビリの先生、ケアマネージャー(地域包括支援センター)と私が、

会議室に集まり、

私の退院日を決める打ち合わせがあった。

退院日の決定は、私に委ねられて、

11月20日に決定した。

長い入院生活も、終焉を向かえた。

 

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