https://www.nishinippon.co.jp/theme/koronakawo_ikiru/
前回の続きです。
前回の投稿では、
散々、皆さんを驚かすようなことを、
書いてしまいましたが、
以下の対策を行なえば、
何とか、第6波も乗り切れるのではないかと
思います。
今すぐやるべきこと
1.コロナ専用病床の確保
2.誰もが、いつでも、どこでも、何度でも、無料で、
PCR検査を受けられる体制作り
まず、1.から説明します。
まず、下表を見てください。
国立病院機構(NHO)と、
地域医療機能推進機構(JCHO)の
総病床数に対して、
新型コロナウィルス感染症の受入病床数を
表しています。
NHOは、
総病床数38896床に対して、
コロナ受入病床数は、わずか、695人!
率にして、1.8%!
一方、JCHOは、
総病床数14285床に対して、
コロナ受入病床数は、わずか、345人!
率にして、2.3%!
どちらも、
ほとんど、
コロナ患者を受け入れていません!
NHOやJCHOみたいな大きな病院が、
コロナ患者を受け入れるべきなんです。
NHOもJCHOも、
各機構則によると、
災害が発生し、若しくはまさに、
発生しようとしている事態又は、
公衆衛生上重大な危害が生じ、
若しくは生じる恐れがある緊急事態に
対処するために、設けられた病院です。
まさに、今のコロナ禍の状況は、
緊急事態と呼べるような事案です。
この状況で、
大活躍してもらわなければ
いけない病院です。
何らかの法律を変えることなく、
厚生労働大臣が、
指示すれば、
すぐに出来ることなのです(下図参照)。
このことを、田村厚生労働大臣及び、
JCHO理事長である尾身茂氏が、
知らない訳がありません。
では、2.について説明します。
感染症対策の基本は、
検査と隔離だと言われています。
中国や台湾等は、
徹底的に、PCR検査を実施して、
ゼロコロナの状況を達成しました。
素晴らしいことだと思います。
なぜ、日本では、それが出来ないのか!?
その理由は、
厚生労働省内にある、『感染症ムラ』と呼ばれる、
医系技官の集団にあります。
医系技官とは、
医師免許があれば、公務員試験を受けずに、
国家公務員になれる職員のことです。
厚生労働省全体の公務員数が、約30000名
そのうちのわずか、300名程度の集団です。
彼らが、自らの代表的な天下り先である、
保健所を守るために、
そして、保健所の存在価値をアピールするために、
PCR検査の実施の管理を、
保健所に担当させたのです。
そして、積極的疫学調査と称して、
濃厚接触者のみに、
PCR検査を受けるように、
PCR検査を絞ってきたのです。
コロナが流行り始めた、昨年の春頃までは、
その対策が功を奏したのかも知れません。
しかしながら、
空気感染(エアロゾル感染)が
主流となった今では、
濃厚接触者も意味をなくさなくなり、
感染対策の根本的な見直しが急務なのに、
彼ら医系技官は、
それを怠り、
現状の感染状況になっています。
コロナが収まっている今こそ、
確実にやって来る第6波に備えて、
医療体制の充実と、
PCR検査の拡大を図らなければいけない!
と思います。
長くなりました。
今日はこの辺で、
失礼します。
ここまで読んでいただき、
ありがとうございます。
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